こんにちは!ぬりかべです!
この記事では健康寿命と筋トレの関係を書きたいと思います。今回は要介護になる原因について、記載をしようと思います。
「筋トレは健康にいい」っていったり、「介護予防に効果的」とか聞くけど、具体的に健康と筋トレはどのような関係があるの?と疑問を持っている方などに向けた内容になっています。
仕事で実際に介護の現場を見てきた私が危機感を伝えるためにも記載しますので、是非最後までご覧ください。
高齢者が要介護状態になる原因
「死ぬまで健康でいたい」「子どもなど周りの方に介護などで苦労させたくない」、そう思う方はとても多いと思います。
今回は、健康ではない状態とは高齢者が自立していない状態として話を進めていきます。
自立していない状態とは要介護状態です。
高齢者が要介護状態になる理由は、以下のとおりです。
1位:認知症 18%
2位:脳血管疾患(脳卒中等)16.6%
3位:高齢による衰弱(フレイル)13.3%
4位:骨折・転倒12.1%
5位:関節疾患10.2%
6位:心疾患(心臓病)4.6%
7位:パーキンソン病 3.1%
8位:糖尿病:2.7%
9位:悪性新生物(がん)2.4%
10位:脊髄損傷2.3%
11位:呼吸器疾患(肺気腫・肺炎等)2.2%
12位:視覚・聴覚障害1.3%
その他・不明・不詳:11.3%
※平成28年厚生労働省/国民生活基礎調査※要支援者含む
うち、3位:高齢による衰弱(フレイル)13.3%、4位:骨折・転倒12.1%、5位:関節疾患10.2%に関しては運動器の疾患であり、割合は35.6%にもなります。
要介護状態と筋トレについて
上記の結果から、3割近くの方は運動器の疾患が原因であり、筋トレを行い筋力・筋肉を維持すれば要介護状態にならなかった可能性があります。
また、認知症やメタボリックシンドローム予防(心筋梗塞・脳血管疾患予防)にも筋トレは有効であるという研究があります。筋トレを行うことで多くの方が要介護状態にならない可能性があります。
まとめ
私は仕事を通じ、要介護状態になった方を見てきました。寝たきりの方、辛そうにリハビリを行う方、家族に申し訳なさそうにしている方等、このような方々を一人でも少なくして、最後までいきいきと人生と謳歌してほしい。そのために筋トレの普及が必須だと理解しています。
また、要介護状態になると介護保険制度の介護サービスを利用できるようになりますが、勿論こちらにも大量の公費(税金)が投入されています。
一人でも多くの方が健康で介護サービスを使わないことで、若い世代の負担も減っていきます。
自分が健康でいることは自分だけのためではなく若い世代、しいては今後の日本のためでもあると思って、筋トレをしていただければモチベーションを上げる一因にもなるのかなと思います。
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