この記事では筋トレ(運動)によってもたらされる効果・メリットを肉体的な面や精神的な面から、紹介します。
肉体的な効果
筋力・筋量の増加
まずは言葉の定義を簡単に説明します。
「筋力」どれだけ力を発揮できるかを指す
「筋量」どれだけ筋が大きいかを指す
筋力は筋肉の大きさに比例します。
「筋力」が増加することにより、日常生活及び競技能力に好影響与えます。
・日常生活では、重い荷物をもてたり、階段を楽々のぼれたりします。
・スポーツ等の競技能力も向上してパフォーマンスアップにつながります。
また、「筋量」増加すること(筋肥大)により、
・たくましい体・美しい体により、若々しくなりアンチエイジング効果が期待できます
・基礎代謝の上昇によるエネルギー消費量の増加により痩せやすくなります。
骨への効果
中負荷以上で筋力トレーニングを行った場合に骨密度が増加したとの効果が認められています。
骨はつくる作用と壊す作用が常に働いておりバランスをとっています。
しかし、年をとっていくと、骨を作る作用が弱まってきてしまうため、徐々に骨がもろくなり骨密度が低下してしまいます。要介護状態になるパターンとして、転倒→骨折→要介護状態が多く、骨密度の増加により骨が丈夫でいることで、万が一転倒してしまったときでも、骨折をしない可能性が増えます。
精神(メンタルヘルス)的な効果
また運動を行うことがメンタルヘルスに有効である科学的根拠は十分にあり
・不安やうつの低減
・心理的ストレスの低下
に効果的です。これらは、セロトニンやβエンドルフィンなどが分泌されるためとされています。運動によって分泌されるとされる神経伝達物質を紹介します。
名称 | 効 果 |
セロトニン | ・心を落ち着かせる、安定させる
・脳を最適な覚醒状態にさせる |
βエンドルフィン | ・多幸感 |
ドーパミン・ノルアドレナリン | ・気分の高揚・興奮 |
まとめ
なんとなく運動(筋トレ)は身体的にも精神的にもいいことを皆さんはご存じのはずです。
是非、上記のメリットを享受して、人生をいきいきと充実させるためにも筋トレをしてみてください。健康はなくなってから大切さを実感しますので、是非10年後の自分のためにも筋トレを習慣に組み込んでください。
今回の記事では、一般的な観点から記載をしてみましたが、また健康寿命の延伸のために運動がいかに重要か記事を作成したいと考えております。
参考 NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識
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