自宅(ホームジム)での筋トレに欠かせないのが「ダンベル」です。私もダンベルを使ったトレーニングを数多く行っており、効率的に筋トレを行うために必須の道具です。
ただ、ダンベルには様々なタイプの種類があり、どれを選んでいいかわからない方も多いと思います。
この記事をみてくれている方は「筋肉をつけたい、ダイエットをしたいなどのボディメイク」「健康増進」「家庭との調和」を目的とする30代以上のパパだと思いますので、ダンベル選びにおいて、全身を鍛えることができることや場所をとらないことなどが重要になります。
最初にダンベルの選び方・種類などを説明したのち、私も2年以上使用している経験から、おすすめのダンベルも最後に紹介しますので、是非購入の参考にしてください!
まずこの記事の結論です。
「重量を変えることができる可変式」、「頑丈なブロック型」「全身を鍛えることができる重さである片方40kg以上」がおすすめです。
ダンベルの選び方
ダンベルの種類は重量を変えることができる「可変式」と重量を変えることができない「固定式」があります。それぞれの特徴の紹介と比較をします。
可変式ダンベルの特徴
可変式ダンベルは、自分の好きな重さに変えることができます。
便利な反面、デメリットもあります。重さを変える方法は多様で自分の希望・目標に合ったものにする必要があります。可変式ダンベルのメリットとデメリットを説明します。
可変式ダンベルのメリット
必要に応じて重さを変えられる
大きな力を発揮できる足や背中の筋肉に比べ、腕などの小さい力しか発揮できない筋肉等、体の部位によって発揮できる筋力は違い、部位によって重さを変えることが必要です。
また筋トレ初心者と上級者では、扱うことができる重さが異なります。自身のレベルに合わせて重さを変えていくことが必要になります。
ダンベルもいくつかの重さを揃えておくのが理想ですが、可変式ならば一つあればこと足ります。
可変式ダンベルのデメリット
重さの変更が手間
メリットと表裏一体ですが、ピンで重量を調節するものなどの種類によっては、重さの変更が手間になることがあります。
固定式ダンベルの特徴
固定式ダンベルは、その名のとおり、重さを変えることができません。
固定式ダンベルのメリット
重さの設定・変更が必要ない
固定式ダンベルは、重さを変える必要がありませんので、事前準備(重量設定)が必要なく、すぐにトレーニングを開始できます。
故障がしやすい
可変式のダンベルは便利な分、ダイヤル式などの種類によっては、作りが複雑なものもあり故障が発生しやすいです。
固定式は作りがとてもシンプルであり、故障の可能性はほぼありません。
値段が安い
可変式に比べると個々の重量では、安いダンベルが見つかりやすいです。
固定式ダンベルのデメリット
重さを変えることができない
個々のダンベルは安くても、複数の重さを揃えようとすると費用がかかります。
場所をとる
専用のラックを用意しないと、床に並べるなどの保管方法になってしまいますが、ダンベルは立体的なため、多くのスペースを占拠します。
【比較表】
評価項目 |
可変式 |
固定式 |
重量 |
変えることができる |
変えることができない |
場所をとるか |
〇 (様々な重さに設定できるため、必要な場所は少ない) |
× (重さを変えることができないため、様々な重量を揃えると場所をとる) |
重量変更の手間 |
△ (ピンを抜き差ししたり、ダイヤルを回したり手間がかかる) |
〇 (すぐに使用ができる) |
故障のしやすさ |
△ (構造によっては複雑なものがあり、故障が多い) |
〇 (構造が単純であり、 故障が少ない(ほぼない)) |
値段 |
△ (固定式と比較すると高価) |
△ (一つでは安価ではあるが、 重量を揃えると費用がかかる) |
この記事の冒頭でも言いましたが、私のブログをみてくれている方は「筋肉をつけたい、ダイエットをしたい等ボディメイク」「健康増進」「家庭との調和」を目的とする30代以上のパパだと思いますので、
・全身を鍛える必要があり、様々な重さを扱うことが必要
・子どもや奥さんにとって邪魔にならないよう、筋トレで使う場所が限られている
ことから、可変式ダンベルをおすすめします。
可変式ダンベルの種類
重りのつけ外し方
重りの付け外し方法もメーカーそれぞれです。
重りをカラーで固定するタイプの他に、ダイヤルやボタンで数字を指定するだけで簡単に重量変更のできるタイプの便利な可変式ダンベルがあります。
重りをカラーで固定するタイプ
重りを取り替えたり組み合わせたりして、両端をカラーでとめて固定するタイプです。シンプルな構造でわかりやすく頑丈です。
このタイプのメリットは、故障が少ないことです。特別な仕掛けが施されていない分、構成している部品も少ないため、強い外力で重りが割れてしまったり、カラーが摩耗してゆるみができてしまったりする以外の故障はほとんどありません。
デメリットとしては、重量変更する際に手間がかかることです。
重さを指定するタイプ
ダイヤルタイプ
ダイヤルの数字を合わせたりボタンを押したりして希望重量を設定し、ダンベルを真っ直ぐ持ち上げると設定重量に早変わりします。
このタイプのメリットは重量変更方法が簡単なことです。
数秒で重量変更できるため、集中力を途中で切らすことなく筋トレが行えることやドロップセット法を円滑に行えます。また付け替えようと重りを落とすことなく安全にトレーニングを行うことができます。
デメリットとしては、カラーでとめるタイプなどの可変式ダンベルに比べて高価になります。ボタンで重量設定するタイプの他にシャフトグリップを回すだけで設定できるタイプもあります。
ピンで重量を設定するタイプ(ブロックタイプ)
ピンを抜き差しして重量を設定するタイプです。
こちらは、私も実際に使っておりとてもおススメです。特徴としては、ピンを抜き差しするだけのシンプルな構造なため、故障が少なく頑丈です。
また重量変更はピンを抜き差しするだけですので、すぐにまた簡単に重量変更が行えます。
【比較表】
区 分 |
ピンで固定タイプ | 重さを指定するタイプ
(ダイヤルタイプ) |
ピンで重量を設定するタイプ (ブロックタイプ) |
故障の しやすさ |
◎
(構造が単純であり、 故障が少ない(ほぼない)) |
△
(構造が若干複雑であり、故障の可能性あり) |
〇
(構造が単純であり、 故障が少ない) |
重量変更の手間 | ×
(ピン及びプレートの取り外しが必要なため、手間がかかる) |
〇
(ダイヤルを回すだけで重量変更が可能) |
〇 (ピンを抜き差しするだけで重量変更が可能) |
値段 | 〇
(ダイヤルタイプとブロックタイプと比較し安価) |
×
(高価である) |
× (高価である) |
重量について
このメリットをみてわかりますが、可変式と固定式のいい所をとったものがピンで重量を設定するタイプ(ブロックタイプ)であり、おすすめです。
この可変式ブロックタイプのダンベルは主に片方約20kgのものと40kgのものに分かれます。
腕などの小さい筋肉を鍛えるのみでしたら、20kgのもので構わないと思いますが、脚や背中、胸といった大きな筋肉を鍛えることについては20kgでは重量が足りなくなり、買いなおすということになりかねません。私も最初は10kgのものを買って結局買いなおしました。そのため、最初から40kg以上のものを購入することをおすすめします。
そのため、可変式ブロックタイプ(40kg以上)のダンベルを紹介します。
可変式ダンベル(ブロックタイプ)(40kg以上)のおすすめ2選
パワーブロック SP EXP 90LB
パワーブロック SP EXP 90LB(フィットネスショップ)
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【正規品】 THINKフィットネス POWER BLOCK(パワーブロック) SP EXP 90LB
お金に余裕があり、質・頑丈さにおいて本物にこだわる方はこちらをオススメします。
値段は張りますが、ゴールドジムが運営するフィットネスショップが提供する質・頑丈さにおいて抜群の安心さ、手首周りのスペースを広く設計されている等、細やかな点も考慮したものになっています。
私もお金はありませんが奮発して、今使用しているものが壊れたらこちらを購入予定です。
実際の口コミ(商品レビュー)
〇パワーブロックの90LBのものは、類似品は五万円以下で買えるので、正規品は実質二倍以上の価格です。迷ったあげく正規品を購入しましたが、結果は正解でした。正規品にしたのは、使用に関して少しでもストレスを軽減したいためでしたが、実際その通りでした。
グリップ部分の構造(スペースの広さ)、滑りにくさ、オンザニーのしやすさ、臭い、ウエイト同士の干渉、使用時のカチャカチャ音、ピンの素材や出っ張り、見た目など、一切不満無しです。長い年数使う中でこれらに1つでも不満があったらと思うと、ストレスフリーで使える価値はプライスレスと感じています。
〇類似品と迷いましたが、正規品を買って正解でした。
匂いない、ガチャガチャ音があまりない、持ち手が滑らかない、塗装が剥げない、という感じです。
類似品のレビュー等見ると細かい点ですが上記の点が気になるようです。
後は耐久性が心配ですが、3週間使用したが今のところ問題ありません。
重さも、断然重い方のこちらをお勧めします。
パワーグリップも使えます。
このダンベルとインクラインベンチがあれば、だいたいの種目で自己満足できます。
FIELDOOR 可変式ダンベル 40kg 2個セット
楽天はこちらから
価格:38,940円 |
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FIELDOOR 可変式 クイックダンベル/ブロックダンベル 40.5kg 2個セット 最小3kgから最大40.5kg アジャスタブルダンベル 簡単重量変更 27段階調節 コンパクト
実際に私が2年以上ほぼ毎日使用しているものになります。頑丈で壊れませんし、使い勝手で苦労したことはありません。ただ「パワーブロック SP EXP 90LB」と比較した際に、手首周りのスペースの広さについては、細部まで考えられているなと感じます。確かに手首周りのスペースが広いほうがダンベルをつかみやすい、手首の可動域が広がるメリットがあります。ただ、筋トレ初心者や中級者では気にするまでの点ではないと思いますので、値段がネックになっている場合にはこちらをおすすめします。
ほかの方のレビューをみていると、パワーブロックと比較して「匂い」、「ガチャガチャ音」、「持ち手が滑らかない」、「塗装が剥げない」点を比較対象にしていますが、確かにこの中で塗装は剥げつつありますが、それも含めて私は気にならないです。
実際の口コミ(商品レビュー)
〇物は大満足です。パワーブロックも使ってましたが、大差なく十分です。
〇四角いから筋トレがしやすく重さの変更も楽。いい商品と出会えました。
〇旦那が欲しくて買いました。どう?と聞くと、凄く良い!と大満足しております。
【比較表】
区 分 |
パワーブロック
SP EXP 90LB |
FIELDOOR 可変式ダンベル 40kg 2個セット |
|
重さ(最大) |
(約)41kg×2個 | (約)40.5kg×2個 | |
大きさ(最大) |
幅39.5cm×奥行19cm×
高さ18cm |
幅37cm×奥行21.5cm× 高さ20cm |
|
保障 |
なし(初期不良品等は交換対応可) | 1年間 | |
値段(税込) |
128,700円 |
38,940円 |
|
手首周りのスペース | 大きく、使いやすい |
小さい |
|
レビュー ※個人的に気になりません |
ゴムの匂い |
しない |
する |
音 |
静か | ガチャガチャ音がする | |
持ち手 | 滑りにくい |
滑りやすい |
|
塗装 | 剥げにくい |
剥げやすい |
まとめ
以上が「重量を変えることができる可変式」、「頑丈なブロック型」「全身を鍛えることができる重さである片方40kg以上」のダンベルをこれまでの経験からおすすめする理由です。
ダンベルはホームジムに必須のアイテムであり高価です。それだけに誤った、後悔する選択はしてほしくないため、なにか質問等ありましたら答えますので、コメント欄等で記載をしていただければ幸いです。
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